山口組ドキュメント 血と抗争
1985年6月15日刊行 三一書房 定価1300円
第一章 終りのはじまり 第二章 あまた親分、その中で 第三章 七人衆の男の紋章 第四章 つくられた復讐 第五章 抗争のバランスシート 第六章 殺人者のヒューマニティー 第七章 蟻と油虫の共生現象 第八章 アンコウと貴族 第九章 養子企業のマキャベリズム 終章 資本との歌の別れ
新装版 山口組ドキュメント 血と抗争
1985年6月15日刊行 三一書房 定価1300円+税
本書は山口組の骨格をかたちづくった時代を扱っている。拙著『山口組ドキュメント 山口組VS.一和会』は山口組の現状編だが、本書を通じ、山口組とは何か、現代における暴力団とは何か、さらに根底的に現状を見通す視点を得られるにちがいない。
(まえがきより)
山口組ドキュメント 新版 血と抗争
1970年5月31日刊行 三一書房 定価580円
著者の意図は山口組への指弾にはない。ただ、物語や映画の世界、あるいは新聞世論とは別の観点からヤクザ、暴力団をとらえられたらと思った。彼らは単に私たちと生活感情を同じくする隣人でもないし、また最も憎むべき悪党でもないはずである。
―「あとがき」より―
1970年5月31日刊行 三一書房 定価1200円+税
血と抗争 山口組ドキュメント
1968年8月1日刊行 三一書房 定価350円
山口組と大資本の小春日和の時はすぎた。黒光りする怪異な歯車は、來雑物を踏みしだいて回りはじめた。かくて日本近代ヤクザの典型は死の床にあり、呻吟の声は高い。警察庁指定広域暴力団・山口組は果たして破壊するのか...? 新鋭ドキュメンタリスト・溝口敦の力作長篇!