食肉の帝王 巨富をつかんだ男 浅田満

食肉業界のドンの素顔と野望!!同和と暴力を足がかりに巨万の富を築き上げた男のタブーに迫る!

2003年5月15日刊行 講談社 定価1600円(税別)

 三千坪の大豪邸に住み、百億円を「節税」する。山口組五代目から鈴木宗男・太田房江などの政財官界、スポーツ・芸能界まで幅広い親交を持ち、BSE牛肉騒動では凄腕の錬金術を発揮する。

 浅田は,少なくとも名前ぐらいは知る人に,ある種恐れと畏敬の念をこめて語られる存在である。一言で浅田をいうなら、同和と食肉、二つの行政の不備を上手に食い、途方もなく肥え太ったゴットファーザーとなろうか。(中略)浅田は金力、政治力、暴力……力という力を一手に握り,活用し,増幅させ,今日の大を築き上げた、現役では稀にみる立志伝中の人なのだ。

(序章より抜粋)

 

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浅田満