339)神戸山口組絡みの出来事で最近、囁かれていること(18年3月12日)


神戸山口組で微妙な事件が2件、連続発生した。

 一つは7日午後8時半ごろ尼崎市内の路上で神戸山口組幹部で3代目古川組・古川恵一総裁(57)が二人組の男にバットのような物で殴られ、太ももや腕に軽いケガをした。襲撃した男らは逃走した。

 地元尼崎市の事情通が言う。

「バットで殴られたというけど、腕も足も骨折してない。太ももに打ち身ができた程度です。古川総裁としては、連れていた女子供の目の前で乱暴されたわけで、メンツ丸つぶれだけど、神戸山口組は翌日の寄合で各組とも警戒せよといった通達も出さなかったし、第一、話題にもしなかったらしい。

 古川組は主力部隊が任侠山口組に移ったり、神戸山口組に残ったり、内情は複雑だけど、簡単にいえば、両古川組とも古川総裁と道ですれ違っても会釈しない。要は襲撃する値打ちがない人です。

 だから、ちょこっとバットで撫でるような、こんな事件がなぜ起きたのか、地元の人間は首を傾げている。古川総裁の自作自演なのか、神戸が任侠のしわざと見せかけるため演出したのでないか、1日だけですが、憶測を呼びました」

 次の8日には兵庫県警が任侠山口組のボディガードを射殺した神戸山口組系山健組組員・菱川龍己容疑者(42)の逃亡を助けた容疑で、神戸市西区のアルバイト店員・高見鮎美容疑者(29)を逮捕した、と発表した。

 去年9月12日、菱川容疑者は任侠側のボディガードを射殺した後、現場から1・2キロ離れた地点までバイクで逃走、そこで鮎美容疑者が運転する車と落ち合ってバイクを捨て、車に乗り込んだ。その後、車は神戸市西区や北区、三木市などを走行し、鮎美容疑者は菱川容疑者の逃走を助けた。

 地元神戸の事情通が感想を述べる。

「鮎美容疑者は警察の調べに「言いたくない」と黙秘しているようだけど、ふつう逃走を助けたとなると、菱川容疑者の共犯になる。まさか警察が黙秘させたまま起訴するとは思えない。

 鮎美容疑者が供述を始めたとして、その供述がどこまで菱川容疑者の逮捕につながるのか。地元では菱川容疑者はもう山健組の手で殺されている。古川総裁と同様、いっときお役に立ったら、後は使い捨て、累が自分らに及ばないよう片づけるという見方が多数派です」

 事件発生から半年後の今、兵庫県警が首尾よく生きた菱川容疑者を逮捕できるか、地元の事情通は注目している。