325)立憲民主に紛れ込んだ腐ったリンゴ(17年11月13日)


 山尾志桜里衆院議員はこの9月、週刊文春でダブル不倫を告発された倉持麟太郎弁護士を事務所の政策顧問にする意向を固めた。

 倉持弁護士もいずれ政界進出の思惑を持っているとされ、2人は互いにダブル不倫の相手であるばかりか、政治的にも切っても切れない同志的連帯で結ばれているらしい。

 “文春砲”は前原民進党代表が山尾氏を幹事長に内定したタイミングに合わせて炸裂した。あたかも狙撃銃で狙ったかのようなスキャンダルの暴露であり、嫌な感じさえ漂ったが、とはいえ週刊誌が性的醜聞を記事化する以上、極力、政治家の反撃を封じるべく、事前に綿密な取材を重ねていることは常識である。

 記事によれば、2人は8月28、31、9月2、3日に逢瀬を重ねている。9月2日、2人は品川駅近くの高級ホテルに宿泊し、翌朝5時までホテルに滞在した。

 この記事に対し、山尾議員は9月7日、会見で民進党離党を発表し、
「ホテルについては私一人で宿泊をいたしました。倉持弁護士とは男女の関係はありません。しかし、誤解を生じさせるような行動で様々な方々にご迷惑をおかけしましたこと、深く反省しお詫び申し上げます」と詫びたものの、不倫関係は否定した。

 倉持弁護士も「男女関係はありませんが、結果的に誤解を生じさせるような状況があったことについて、深く反省しております」と山尾議員と口裏を合わせた。

 しかし、こうした二人の言い分を誰が信じられるのか。文春砲の言い分がウソなら、二人は名誉毀損で週刊文春を訴えるべきだ。が、訴えればやぶ蛇になる。それが分かっているから訴えることをせず、単に無所属で立ち、当選したことで図々しくもみそぎが済んだとしている。

 不倫は私事ではあっても、山尾議員は国民の税金で食う公人である。「男女の関係はない」は明らかに虚言であり、虚言を押し通しての当選はあまりに厚顔無恥である。

 たとえ下半身問題であっても、ウソをついてはならない。山尾議員はかつて「保育園落ちた日本死ね」を引用して国会で待機児童問題を追及し、好評を博したが、それとこれと話は別なのだ。

 立憲民主の枝野代表は山尾議員を「立憲民主党・市民クラブ」に入れ、衆院憲法審査会にも送り込んだ。これは立憲民主に腐ったリンゴを紛れ込ませたことにならないか。暗愚の宰相安倍が「丁寧な説明」「真摯に説明責任を果たす」など、言葉の価値を下落させ抜いた。山尾議員も安倍の同類である。